2017/04/21 関電と三菱商事、火力発電をバイオマスに転換 国内最大級  日本経済新聞

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【新電力ニュース】2017/04/21 関電と三菱商事、火力発電をバイオマスに転換 国内最大級  日本経済新聞
関西電力は、三菱商事と組み、相生火力発電所2号機(兵庫県相生市)の燃料を2022年に石油から木質バイオマスに転換すると発表した。転換後の出力は約20万キロワットでバイオマス燃料100%の火力発電としては国内最大級になる見通し。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の発効後、化石燃料への風当たりが強まっている。環境対策につながるバイオ燃料を使った発電が広がりそうだ。

 木質バイオマス発電は間伐材や端材を燃料として使い、CO2排出量を相殺できる。関電の木質バイオマス火力は16年12月に稼働した朝来バイオマス発電所(兵庫県朝来市、出力5600キロワット)に次いで2件目。30年に再生可能エネルギー電源を50万キロワット程度に増やす計画で、今回の燃料転換を含めると25万キロワットを確保した。今後も再エネ電源への投資を進める考えだ。

 燃料転換へ向けて、三菱商事子会社の三菱商事パワーと新会社「相生バイオエナジー」を設立した。資本金は4億5000万円で、出資比率は関電が60%、三菱商事パワーが40%。新会社が発電設備の設計や運転管理、電力の販売を担う。木質バイオマス燃料は三菱商事がカナダなどから調達する。

 三菱商事はこれまでも火力発電用の木質ペレットの輸入やトレーディングを手掛けてきた。自ら木質バイオマス燃料を使った発電事業に携わるのは国内では初めて。石炭火力の燃料に木質ペレットを混ぜてCO2排出量を減らす「混焼」は多いが、100%を木質バイオマスでまかなう「専焼」の火力発電は珍しいという。