2017/03/21 米アップル 新社屋に17MWの太陽光 全電力を賄う

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【新電力ニュース】2017/03/21 米アップル 新社屋に17MWの太陽光 全電力を賄う
米アップルは、カリフォルニア州クパチーノで建設中の新社屋「アップル・パーク(Apple Park)」への移転を4月から開始すると発表した。

 アップル・パークの総面積は175エーカー(70万8200m2)。同社の社員12万人以上が引っ越しを完了するまで、半年以上の期間を見込む。新社屋の工事も夏まで続く予定である。

 アップル・パークのコンセプトや構想は、同社の創業者で前会長兼最高経営責任者(CEO)だった故スティーブ・ジョブズ氏が描いていたという。

 ティム・クックCEOら現経営陣は、ジョブズ氏に関する思い出や同社に今も強く残るジョブズ氏の影響力に敬意を表し、アップル・パーク内に建設される講堂を「スティーブ・ジョブズ・シアター」と名付けた。

 クックCEOは、「スティーブは、アップル・パークを今後何十年にもわたるイノベーション(革新)の発祥地にしようとしていた。仕事をする空間や敷地内の庭園は、社員にひらめきを与え、環境にプラスとなるように作られている。新社屋は世界最高水準の省エネルギー性能を達成しており、敷地全体の電力はすべて再生可能エネルギーで賄われる」と述べている。

 アップル・パークの屋上には太陽光パネルを設置し、全体として出力17MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)となる。太陽光による自家発電設備としては、世界最大級という。

 アップル・パークの設計は、アップルと英Foster+Partners社が共同で行った。同パーク内では、500万平方フィート(約46万5000m2)に上るアスファルトやコンクリートを、草地やこの地域に自生する耐干ばつ性の樹林に転換するという。

 アップル・パーク内には、スティーブ・ジョブズ・シアターの他に、ビジター・センター、社員向けのフィットネス・センター、セキュリティ機能を完備した研究開発施設などが建設されている。ビジターセンターは、「アップル・ストア」やカフェを併設し一般開放される予定。

 アップルは近年、グーグルやフェイスブックなど他の米国大手IT企業と同様、風力や太陽光などの再エネ導入や開発に積極的に取り組んでいる。

 今回発表した新社屋は、企業の拠点自体で再エネをフルに活用する先行事例として注目を集めそうだ。